久保酒造場
麦焼酎
株式会社 久保酒造場(長崎県南島原市)
長崎県南島原市の久保酒造場は、創業明治40年以来造っているお酒は、麦焼酎「青一髪(せいいっぱつ」のみの一蔵一銘柄主義を貫いています
「青一髪」の名前の由来は頼山陽の詩「泊天草洋」の一節から、盲目の作家 故宮崎庸平氏が命名。
「海と空は髪の毛一筋でつながっている」という、水平線のことを意味しています。
原料は、長崎県諫早市小野・森山地区で収穫された大麦で仕込み、蒸留した原酒(アルコール約45%)をステンレスタンクにて、全量4年以上じっくりと熟成貯蔵しています。
蔵の特徴の1つである蒸留法、「微減圧蒸留」とは、常圧蒸留と減圧蒸留の中間に位置し、減圧度をもどすことで、もろみの蒸発温度を高くして、低沸点分・中沸点分を取り出す蒸留方法で、「飲みやすくて、味わいのある」焼酎に仕上がります。
ロックちょい水で飲んでみますと、最初に麦の旨味(甘味)が口に広がり、フルーティーです。その後、深いコクが舌の上にズシンとのっかります。それは何ともいえない麦の風味と熟成された旨味です。それでいて後口はさわやかな風が吹きます。質の高い麦焼酎です。お湯割りにしますと、より旨味(甘味)とコクが感じられました。
お湯割りも美味しいです。
蔵元について
株式会社 久保酒造場(くぼしゅぞうじょう)
〒859-2502 長崎県南島原市口之津町甲2139