黒瀬杜氏伝承蔵 鹿児島酒造

芋焼酎

黒瀬杜氏伝承蔵 鹿児島酒造(阿久根市)

黒瀬杜氏伝承蔵 鹿児島酒造(阿久根市)

鹿児島では、日本各地と同じように清酒造りが古くから行われていましたが、温暖な気候のもとでは良質な酒は求められません。

1500年頃から醪(もろみ)を蒸留して焼酎を造る技術が伝わり薩摩の地に定着しました。
また、当時の阿久根は交易の拠点として賑わい、琉球や東南アジアとの行き来がありました。
薩摩藩主、島津光久は阿久根投宿の折に献上された焼酎の旨さに「諸白(もろはく)」と称して絶賛しました。
※江戸時代に上質なお酒のことを諸白と呼んだ。
その後江戸時代の終わりまで、阿久根焼酎は国分煙草と共に薩摩藩を代表する銘品でした。
(鹿児島酒造 蔵元HPより)

黒瀬杜氏伝承蔵・鹿児島酒造は黒瀬杜氏の技を受け継ぎ、そして新たな挑戦をして発展させていく、そんな蔵元です。
黒瀬杜氏とは、明治後期に南さつま市笠沙の若者3人が沖縄に渡り、泡盛造りで使われる黒麹の製法を学びました。
その若者の中の一人が後の黒瀬杜氏の総師・黒瀬金次郎がいました。
鹿児島酒造初代杜氏・黒瀬安光は、黒瀬金次郎の三男です。
黒瀬安光は、日本で初めて「やきいも焼酎」を生み出し、また貯蔵に向かないと当時言われていた芋焼酎を10年貯蔵熟成させ別格な焼酎を生み出しました。
そのような功績を認められ、2013年に厚生労働省から「現代の名工」を受賞しました。
そして、その卓越した技術を受け継いだのが、2代目杜氏、弓場裕である。黒瀬杜氏と弓場杜氏は親子のような関係でした。
蔵を代表する焼酎「黒瀬安光」は2代目杜氏の弓場が精魂込めて造りその出来栄えに、当時は自分の名を冠する焼酎を世に出すことを断っていた黒瀬安光も大変喜んで味わっていたそうです。

現在は、黒瀬安光の長男が蔵に入り、弓場杜氏の元で修行に励んでおられます。
そのように技を受け継いで、伝えていく蔵元。そこが鹿児島酒造の素晴らしい歩みです。
黒瀬安光杜氏の言葉に「特別なことは何もない。ただひたすらに焼酎を思い好きでいられること。」とあります。お人柄がしのばれます。

鹿児島酒造は、3つの特徴をもった蔵元です。

  1. いろいろな麹を使い分ける。
  2. 日本で1番最初にやきいもで焼酎を造った。
    ※さつまいもは焼いた方が旨いという発想。
  3. 10年貯蔵熟成焼酎
    ※芋焼酎は、貯蔵には向かないと言われていたが、黒瀬杜氏は寝かせると良くなるとチャレンジした。
    ※蔵を代表する焼酎「やきいも黒瀬」を仕込む時は、手作業にて8時間交代の24時間体制にて、ひたすら芋を焼き続けるそうです。焼きすぎても、焼き足らなくても美味しい芋焼酎「やきいも黒瀬」にはならないそうです。

大変な重労働の中、生まれる焼酎です。
今までは、旧式の焼き芋機4台で仕込んでいましたが、現在は手作りで改良したピザ窯のような焼き芋窯を編み出しました。

蔵元について

黒瀬杜氏伝承蔵 鹿児島酒造(くろせとうじでんしょうぐら かごしましゅぞう)

〒899-1616 鹿児島県阿久根市栄町130

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