六代目百合新焼酎飲んだ感想ですが、少しでもご購入時の参考になればと思いまして・・・。

まずはストレートで、少し『にごり』の見える面構えがすでに素晴らしい味わいの予感がします。上立香は、『とろり』とした焼酎を連想させ、しかもうっとりとするような甘味と、所謂『百合フレーバー』と云われる甘味な香ばしい香りで口に含む前にすでに胸を射抜かれました。『早く飲みたい』という気持ちを抑えつつ口に含むと、ストレートであることなど忘れ去ってしまうような、このまろやかさと旨味、百合らしいしっかりとした旨味と香りを持ち合わせながらこの飲みやすさ!!まさに新焼酎の芸術です。芋焼酎をストレートで飲んだ時に感じがちな『やっぱりそのままは濃すぎるなぁ~!アルコール感も強いし』みたいな感覚は全くないです。まさしく素晴らしい渾身の魂の新焼酎です!蔵元が『うちの焼酎は、まずはストレートで飲んでください』という言葉の意味はこういうことなんですね。

お湯割りは、上立香は蒸した栗のような甘い香りがします。口に含むとまず先に甘みがきて、その後新焼酎らしい爽やかな香ばしい『百合フレーバー』を感じます。これはある意味やばいです、何杯でもやってしまいます。でも幸せ・・・。

ロックの上立香は、甘味より先に香ばしさが飛び出すように感じました。甘い香りは後から一緒に引っ付いてくるような感覚。ここが私が感じるストレートやお湯割りとの違いです。口に含むと、甘味と香ばしさが同時におててつないで一緒になってまるでスキップするように近付きます。なので二重の喜びとダブルの味わい深い感動に浸ることが出来ます。

本当に素晴らしいですね!こういう焼酎を販売できますこと蔵元様に感謝申し上げますと同時にお客様にもこの感動をお伝えしたいと心の底から思います。

誠にせんえつですが、私は自分自身の勝手な感覚ではございますが、自分に合う焼酎、お客様に自信をもってお勧めしたい焼酎を判断する時のその一つに、飲んだ時に『蔵の息吹』、『蔵人の息吹』が伝わってくる焼酎が好きです。あくまでも、自分の感覚なので大きな声ではいえませんが不思議と自分はこの『息吹』をしっかりと感じるんです。もちろんこの六代目百合も私の中ではこの『息吹』が溢れているように感じます。すいませんあくまで自分の感覚です。