コセイズ倶楽部第二章『香りの追求』、田崎酒造の変態杜氏といわれる野崎杜氏の渾身の芋焼酎『バックナンバー』です。なぜ変態杜氏といわれる？？？野崎杜氏曰く『エッチな変態じゃない！焼酎造りの考え方が変態って事だと思いますよ（笑）確かに女性は好きですけど（笑）』、コセイズ俱楽部事務局とのやり取りでこのような会話がありました。

原材料は米麹に黄金千貫（スタンダードな原料が芋焼酎らしい）。麹菌、河内菌・黄麹（熟成酒の香りを引き立てる）酵母、鹿児島５号酵母（低温、もしくは高温発酵に最適）。一次醪（低温発酵、最高温度28度）。二次醪（低温発酵三段仕込み）。蒸留方法（常圧蒸留、末垂れ部分を高めでカット）。貯蔵年数（R1年10月蒸留、1年半貯蔵熟成）。製造・味わいの特徴（冬場に原酒の油を掬った無濾過製法）。おすすめの飲み方（飲み方自由、お好きな料理で）。

※飲んだ感想（ロック）・・・上立ち香は、爽やかな風味の中に芳ばしく重厚な芋の香り、とてもしっかりした芋の風味です。しかし、じっくり嗅いでいると芋の風味の中にバナナやリンゴの香りがのぞきます。口に含むと香ばしさを感じながら、とろり感のある芋の風味、その後から爽やかなバナナやリンゴ系の香りが何かの拍子に微かに口の中に確かに感じます。それがまたいいのです。